カリフォルニア料理の実質的な生みの親であるアリス・ウォーターズが,彼女のレストランであるバークレーのシェ・パニースから半年間離れるそうです。
"Alice Waters has taken another sabbatical."

Alice Waters takes break from Chez Panisse
もうかなりの年だろうから引退を考えているのかとも思ったのですが,まだ60そこそこなんですね。シェ・パニースを開いたときはまだ27歳の若さだったということでちょっとびっくりしました。ただ,彼女の力が余りにもあり過ぎるので,今回は彼女なしでもやれるようにスタッフを育てるという意味があるとのことです。

一方,ナパで一番有名なレストランといえばフレンチ・ランドリー。オーナーのトーマス・ケラーはほかにも近所にブションというレストランを持ち,ニューヨークにもパー・セというレストランを開いてミシュラン・ニューヨークで三ツ星を得ています。

そのケラーは今度は地元ヨウンツヴィルに肉屋を開くそうです。これまでもシェフが肉をさばいていたそうで,それを分離するとか。またVintage InnとVillagio Inn & Spaの間の空き地でブション・プライベート・ダイニングというプロジェクトも進行中。これはケータリングをする代わりに企業のイベントをここで開いてもらおうというもののようです。

実業家としても精力的です。