娯楽用マリファナはカリフォルニアに50億ドルの経済効果を持つようになるという試算データが発表されました(Legal marijuana could be a $5-billion boon to California)。

これはカリフォルニア州がスポンサーとなって算出したもの。
マリファナの経済効果

マリファナ市場の29%は、15%の州税などを嫌って、今後も不法な形でやり取りされると見られていますが、6割以上が合法的な娯楽用マリファナになると、この発表では見ています。

なお、ワイン業界のカリフォルニアへの経済効果は2015年で576億ドル(カリフォルニアワイン業界、年間10兆円超える経済効果)。マリファナと比べると約10倍ということになりそうです。

それにしても、これだけ巨大になったワイン産業の10分の1というのは、あなどれない数字です。50億ドルというのは日本円に換算すれば5500億円程度。日本のインスタントラーメンの生産額が大体それくらいに値するようです。これだけの産業がいきなり登場するわけですから、多くの人が躍起になるわけです。